以前このような記事を書きました。
この記事では、実際にテスト勉強をする際のコツを紹介しました。
今回は、勉強のコツではなく、むしろ勉強に対する考え方について話したいと思います。
目標を達成するために勉強とどう向き合うかについての話です。
最も重要なのは目標の設定
目標を達成するため、と言っておきながら目標設定の話か、と思うかもしれませんがこれは非常に重要なことです。
ここがしっかりしていれば、短期間で効率よく勉強を進めることができます。
目標の設定で気をつけないといけないことは、
「目標が明確か」
「目標の期限はいつか」
「目標が現実的か」
「目標達成後のビジョンが見えているか」
です。
それぞれ見ていきましょう。
「目標が明確か」
目標はより具体的になっているべきです。
例えば、
「英語を読めるようになる」ではなく「TOEICで900点を取る」
「ITの基礎知識を身につける」ではなく「基本情報技術者試験に合格する」
などです。
この辺りもより具体的になっていた方がいいです。
この目標によって勉強の仕方も変わってきますから。
「目標の期限はいつか」
目標の期限はきちんと設定しなくてはいけません。
これがきちんとしていなくては、グダグダと勉強を続け、結局目標を達成しないままやめてしまう、といったことになってしまいます。
そうならないためにも、目標には期限をきちんと設けるようにしましょう。
「目標は現実的か」
これは、現在の自分と目標の内容、期限を踏まえた上で、それが実現可能かどうかを考える必要があります。
例えば、PCに触ったこともなく、情報の知識が何もない人が1ヶ月で基本情報技術者の試験に合格するなどは厳しいでしょう。
元の能力次第でできるかもしれませんが、基本的には難しいでしょう。
あまりにも無謀な目標は意味がありません。
そこはきちんと身の丈にあった目標を設定しましょう。
「目標達成後のビジョンは見えているか」
最後に、目標を達成して自分がどうなりたいのか、何がしたいのかを明確にしておくことが重要です。
最初の例を使いますが、
「TOEIC900点を取る」→「英語を読めるようになる」
ではなく、
「TOEIC900点を取る」→「外資系企業に就職して、海外勤務をする」
の方が、より具体化されたビジョンですよね。
その方が、モチベーションにもつながりますし、絶対にいいです。
もちろん、このビジョンの設定には他の目標を達することも必要ですが、要はそういうことです。
きちんと目標を達成した後のビジョンを考えておきましょう。
モチベーションを持続するためのアイデア
誰かと一緒にする
これは以前の記事でも触れた内容ですが、誰かと一緒にやっているというのはモチベーションの維持に非常に効果的です。
人は弱い生き物ですから、どうしても逃げてしまいがち。
ですが、一緒にやっている人が頑張っていると、焦りも出てきますから「やらなきゃ」と続けることもできるでしょう。
他にも情報を共有できるといった利点もありますので、オススメです。
大きな目標を達成するための小さな目標を作る
大きな目標だけを追いかけると、達成までが遠く、挫折しがちです。
小さな結果を積み重ねていくことで、最終的に大きな目標を達成することができる、という方が続けやすいものです。
その小さな目標を達成するたびに、自分にご褒美を与える、というのもいいかもしれませんね。
報酬のために動く、というのは基本的な考えかなと思います。
気楽な気持ち
あまりにも追い込まれると、なかなか能力を発揮しきれないものです。
「達成できなくても死ぬわけではないし大丈夫」
というくらいの気楽な気持ちで臨むのがいいでしょう。
もちろん、そのために勉強の手を抜く、というわけではありません。
精神的に追い込まれないように、気持ちは楽にいようということです。
落ち着いて本番を迎えるために
何か目標を達成しようとした時には、重要な山場のような局面があるでしょう。
そこでしっかりと力を発揮するには、自分はこれだけやってきたんだ、という自信が一番重要です。
結局、最終的には自分がどれだけやってきたかによって結果が決まります。
ですから、きちんと勉強・準備をしてきたことが自信につながるわけです。
「これだけやってきたのに、それでもうまくいかなかったらどうしよう」
と思ってしまう気持ちも分かりますが、それなら本当に本番を迎える直前までいつも通り勉強をしていればいいです。
きちんと勉強してきていれば、その勉強してきた内容が問われるだけですから、本番でもいつもと同じことをしているだけですから。
まとめ
今回は、勉強をしてその結果目標を達成するための考え方についてお話しました。
実用的なコツ、というよりは精神論に近い部分も多かったですが、どれも重要なアイデアです。
誰もが、多かれ少なかれ目標を持って取り組んでいることがあります。
少しでも、そんな人の役に立てたらと思います。