いつ俺〜いつから俺ができないと錯覚していた?〜

社会人ブロガー。大手メーカーでソフトウェア開発をしている人。プログラミングは結構得意。

中学生時代に行った勉強法の全て|成績上位を取るために必要なこと

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僕は、昔から勉強が取り柄でした。中学時代には、当たり前のように成績上位をキープしていたし、第一志望だった高専も、割とすんなり合格が決まりました。一方で、成績が取れずに悩んでいる人がいるのも事実です。

 

正直なところ、この頃の勉強は「やり方を知っているか」と「ちゃんとやったか」だけで決まってしまいます。それができていない、というだけで成績に悩まされてしまうのです。

 

そこで今回は、僕が中学時代に成績上位を取るために行った勉強法についての話をします。中学生の読者の方には、ぜひ参考にしていただきたいです。

また、お子さんや兄弟、親戚など、悩んでいる人が近くにいるなら、ぜひ共有していただければと思います。

 

 

基本的な勉強の仕方

最初に、全ての基本となる勉強の仕方について話していきます。

基本となる勉強の概念がわかっているかどうかは非常に大切です。これがわかっていなければ、後述の詳細な勉強法も効果が半減してしまいます。

これは、中学生だけでなく、どのような世代が勉強するのにも重要なことですので、ぜひチェックしてください。

 

わからないことをわかるようにするのが勉強

そもそも、勉強というのはどういったものなのか。これについて、僕は「わからないことや知らないことをわかるようにすることが勉強」だと思っています。

 

ですから、「わからないことをわからないままにしない」ということが、勉強の基本になります。基本的には、これを常に行っていけばいいわけです。

どんな勉強であっても、これを続けているだけで結果はどんどん良くなります。

 

知識は訓練することで身につく

「わからないことをわからないままにしない」ということが基本です。ですが、一度わかったこと、覚えたことが、時間が経ってわからなくなることもありますよね。これは、知識が完全に定着していないから起こります。

知識というのは、訓練し、使っていかなくては身につきません。それを、何度も反復することで徐々に記憶に定着するのです。

 

非常に有名な話ですが、「エビングハウスの忘却曲線」というものがあります。こちらです。

 

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参照:忘却曲線 - Wikipedia

 

赤い線が最初の記憶を忘れていく曲線で、緑は覚えなおしてから忘れていく曲線です。このように、時間経過と共に記憶が落ちていくことと、忘れた際に覚え直すことで、維持できる記憶が高くなっていることがわかります。

このように、記憶というのは反復によって定着していくものなのです。

 

ただし、反復することは重要ですが、何もたくさん時間を使えと言っているわけではありません。かけた時間よりも、質の方が重要です。大切なのは、身についているかどうかですから。かけた時間よりも、自分がきちんと理解できているかに気を配りましょう。

 

そのために最低限の反復練習などは必要ですが、毎日寝る間も惜しんで勉強するなどという必要はないのです。僕の場合は、2時間から3時間程度の勉強でした。それでも、やり過ぎていたくらいだと感じています。

 

基本的な勉強法のまとめと便利なサービス

ここで、ここまでの内容を少しまとめておきましょう。

 

  • わからないことをわからないままにしない
  • 反復練習で記憶を定着させる

 

ということです。

 

けど、そうは言っても、この2つを続けるのってめちゃくちゃ難しいですよね。

そこでおすすめなのが、スタディサプリというサービスです。

 

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スタディサプリ は、リクルートが提供しているオンライン学習サービスです

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スタディサプリの詳細は、以下の記事で紹介しています。

 

次は、ここまでの内容をベースとして、詳細な勉強法を見ていくことにしましょう。

 

科目ごとの詳細な勉強法

数学の勉強法

中学での数学は基本的にパターン問題です。ある程度問題ごとに決まったパターンで回答することができます。それに気付けるかどうかの勝負なわけです。

 

ですから、練習を繰り返すことによって、どの問題をどのパターンで解くのか、というのを覚えこむ必要があります。ですから、数学も暗記であるという風にも言えますね。

 

ただし、数学では「なぜそのように解けるのか」という理由があることです。ここがポイントです。この「なぜ」の部分を理解できれば、どの問題をどのパターンで解くのか、選びやすくなります。反復練習の際には、そこを意識するといいです。それだけで、かなり解きやすさが変わってきます。

 

また、この問題を解くのは、基本的に学校のワークなどで構いません。基本的な問題は網羅されていますから、まずはそこから完璧にするのがいいでしょう。その上で、受験用などの難しい問題集を使うのはいいですが、どちらにせよ問題集はできるだけ数を絞った方がいいです。このことは、「独学でも勉強ができるようになる参考書の読み方・使い方」で詳しく説明しています。

 

国語の勉強法

国語は、非常に効果を出すのが難しい科目です。ただ、単純なパターンを暗記すればいいという科目ではありませんから。もちろん、古文や語彙系の問題は、暗記は必須です。そうではなく、現代文の文章読解問題についての話をここではしたいと思います。

 

こういった読解の問題はセンスのように思われますが、そんなことはありません。これも訓練によって、確実に実力はあがります。

 

読解の訓練ですから、もちろん文章と向き合うということになるわけです。ですが、ただ単に本を読んだりするだけでは、なかなか実力はあがりません。それこそ、実力がつくまでに何年かかってしまうのかわからないですね。

 

一番確実に力がつく訓練の仕方としては、「要約」をすることです。中学生当時の僕は、両親に言われてこの方法を試していて、半信半疑でやっていました。ですが、結果的に国語の成績は非常に高くなっていたように思います。

 

これは、文章を把握する力と、それをアウトプットする力が養われる訓練だったからだと思います。読み込んだ内容は、きちんとアウトプットできてはじめて理解できたと言えるわけですから。国語は、普通にやっていてはアウトプットする機会が極端に少ない科目です。ですが、アウトプットしてこその訓練ですから、この要約という勉強法は効果が高いでしょう。

 

この時、一度読んで要約したら、もう一度同じ文章を読んで要約し直す、ということをやるのも効果的です。一度読んだだけではつかめていなかった内容が、2回目、3回目には見えてくるかもしれません。これは、文章の中でどういったことに注目して読むかを探す訓練にもなります。

 

また、その要約を誰かに伝えてみて、きちんと伝わるかを試すのもいいですね。しっかり話を要約し、論理的に正しく説明できているのか、ということが実際の試験でも問われている能力ですから。

 

理科・社会の勉強法

中学の理科・社会は完全に暗記問題です。これは伸ばしやすい科目です。それこそ、今までひどい点数を取っていた人でも、簡単に伸ばすことができます。なにせ、覚えるだけでいいのですから。

 

ただ、その覚えるのが辛いんだ、という人もいるでしょう。ですが、実はそれほど大変ではないのです。基本的に覚えるのには手順があって、それは先ほどの忘却曲線が参考になります。

 

まず、一度覚えたものも、確実に忘れてしまう、ということを前提に考えましょう。その考えのもと、最初に覚えたものを翌日にもう一度確認します。その時点で、きちんと覚えていたものは、かなり定着しているものなので、今後復習の頻度を減らしていいです。逆に、覚えていなかったものは、集中して記憶する必要があります。このように、覚えているもの(覚えやすいもの)と覚えていないもの(覚えにくいもの)をわけつつ、繰り返し復習していくことで、ほとんど完璧に暗記することはできます。

 

一つ一つの覚える内容はさほど多くないですから、1日のうちに10分程度時間をとってチェックするようにすれば問題ないです。

 

英語の勉強

中学での英語も基本的には、社会・理科と同じように暗記科目です。読解の問題もあるかもしれませんが、中学レベルでしたら、全文をしっかり読むような能力よりも、どこに注目して読めばいいのか、というテクニック的な部分が求められます。

 

ですので、語彙、文法を暗記するような勉強と、読解のパターンを覚える訓練を積むことで確実に成果はでてきます。暗記に関しては、社会・理科の部分で話したような復習をすることですね。

 

また、余談ではありますが、英語を日本語に訳して理解せず、英語を英語のまま理解する訓練を積みのも大切です。これは、中学時代ではなく、僕が高専に入ってから大切だと感じたことです。これをやれておらず、後で結構苦労しましたので、ここで紹介しておきます。英語を英語のまま理解できるようになれば、読むスピードも格段に上がります。

 

そのためには、インプット中心の勉強ではどうにもなりません。実際に英文を書いたり、声に出したりすると共に、きちんと英語のまま理解することを意識して、初めて効果が出ます。

 

テスト前の勉強について

基本的に、ここまで紹介してきた内容ができていれば、特に意識して試験勉強をせずとも、結果は出ると思います。これまでやってきた勉強の復習として、「問題を解く」ことを中心に勉強すればいいでしょう。暗記科目は、今までの勉強で覚えにくかったところをもう一度見直しておくことも大事ですね。

 

テスト勉強については、「テスト勉強を短時間で効率良く行い結果を出すためのコツ」でも紹介しています。これは、どのような試験にも通じるものですし、もちろん中学のテストでも当てはまることだと思います。

 

まとめ

今回は、僕が中学生の時に行っていた勉強法について、お話をしました。中学生の時は、そもそもどうやって勉強したらいいのか分からない、ということも多いと思います。ですが、それさえわかれば、誰でもできるようになると僕は思っています。この記事が少しでもその助けになれば、幸いです。