いつ俺〜いつから俺ができないと錯覚していた?〜

社会人ブロガー。大手メーカーでソフトウェア開発をしている人。プログラミングは結構得意。

別に凡人でもよくない?天才に憧れる前に凡人であることを極めると決めた

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僕は凡人である。

いたって普通、平凡、一般人。

 

今まで生きてきた中には天才と言えるだけの人が何人かいたし、その才能に嫉妬したことも幾度となくあった。

その度に、自分は天才にはなれないんだと落ち込み、悔しくて悔しくて仕方ない気持ちを味わっていた。

 

だけど、最近思うことがある。

 

才能が全てか?

天才が絶対に勝つ世の中か?

 

違うだろ。

僕は天才にはなれないけど、それでも天才に勝つことはできる。

凡人であることを極める。

普通である自分を認めて突っ走る。

 

今日はそんな話をしたい。

 

 

凡人と天才

凡人であるということ

凡人であるということは、大衆と同様であるということ。

その他大勢であるということだ。

他とは違う何かを持っていない。

 

けど、それだけだ。

他とは違うなにかを持っていないというだけ。

なにも自分を卑下する必要はない。

 

凡人は才能がないと思われがちだが、それは違う。

その他大勢の才能と同じだけの才能を持っているということ。

秀でているわけではないというだけだ。

そのことをきちんと自覚したい。

自分に才能がないだなんてことはただの言い訳に過ぎない。

凡人だってちゃんと才能を持っているのである。

 

天才であるということ

天才というのは、周りから隠れることができない。

天才は常に周りとは何かが違い、その違いが周りよりも優れた結果を生み出す。

そのために、どうしようもなく周りから注目されるのだ。

 

「脳ある鷹は爪を隠す」というが、爪は隠せても優れた結果を出す鷹であることを隠すことはできない。

天才は自分の武器を隠していたとしても、天才であることを隠すことはできない。

 

そして天才は自分が他と違うからこそ、生きづらさを感じているかもしれない。

他と違うというのは、孤独であることだ。

それこそが、天才が天才であるということなのだ。

 

僕は天才を見ていて、そう強く感じた。

 

凡人と天才は同じ人間である

凡人と天才がいても、元々のスタート地点は同じである。

人間であるのだから、母親から生まれてきた赤ちゃんであったころから人生が始まっている。

その時点では差など全くない。

 

しかしながら、成長が進むにつれて天才は周りとは何かが違ってくる。

これは経験を吸収する力に差があるからだ。

天才は無意識の間に経験を吸収している。

一方で凡人は意識的にそれを行わなければ、経験を吸収することができない。

人間は意識してできることに限りがあるために、凡人が吸収できる量と天才が吸収できる量には差が生まれる。

幼少期であれば、意識するということ自体が難しいかもしれないので、それは顕著に現れるだろう。

これによって、天才と凡人という区分けができてしまうのである。

 

凡人が天才に勝つために

重要なのは、凡人も天才もスタートが同じであるということである。

もし、天才が経験を完全にすっ飛ばして最初から全てできるような存在だったなら、僕たち凡人に勝ち目はなかっただろう。

しかし、天才も同じ人間なのだ。

であるならば、勝ち目は必ずある。

 

凡人は経験を意識的に取り込む。

なぜうまくいくのか、間違いを繰り返しながら理論的に刷り込んでいかなければならない。

それには膨大な時間がかかることだろう。

しかし、間違った経験、回り道をしたことが自分の強さになっている。

それが凡人であるということの強さだ。

 

天才は経験を無意識に取り込む。

なぜうまくいくのかを本能的に理解している。

うまくいく道のりを直感的に理解しているために、間違わない。

間違わないことこそ、天才の強さなのだ。

 

しかし、だからこそ凡人は天才に勝つチャンスがある。

 同じ結果を出した者を比べたときに、一度も間違いをしなかった人間と、何度も間違った人間、どちらが強いか。

確実に「何度も間違った人間」である。

それは経験の量が圧倒的に違うから。

 

同じように間違うという局面に立ったときの対処を知っている。

これが凡人の強さだ。

 

だからこそ、凡人であることを極める、つまりは何度も間違いながら経験を積んでいくことこそが、僕たち凡人がすべきことなのである。

僕たち凡人は、凡人であるからこそ天才よりももっと高みを目指せる。

 

まとめ

今回はちょっと思うところがあってこんな記事を書いた。

僕はどんな状況でも自分が勝てない、自分にはできないなんて思いたくはない。

理想論を言ってるだけのバカだと思われても構わない。

僕は僕のやり方で突き進んでやる。

 

以上。