いつ俺〜いつから俺ができないと錯覚していた?〜

社会人ブロガー。大手メーカーでソフトウェア開発をしている人。プログラミングは結構得意。

卒論発表会では教授たちの高度な知能戦が繰り広げられている

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今はまさに卒論・修論のシーズンですね。

僕の大学でも、まさにその時期です。

そして、発表会では教授の間で高度な知能戦(笑)が繰り広げられているのです。

今回は、そんないくつかのシーンをご紹介します。

 

とりあえず一発目は景気付けに炎上させとくか

発表会で毎回感じることなのですが、その発表会の一番最初の発表が必ずと言っていいほど炎上しているんですよね。

特に力を持った教授が、学生をひたすら叩いているんですよ。

その勢いに、発表者も僕も、もう会場の人全員怯えてしまっていますね。

 

教授「君はなぜこの式を用いたのかね!なぜこの手法が最適だと言えるのかね!きちんと自分の研究を理解していないだろ!#@$%*¥&%#@&%*#%$@!!!」

 

会場全体『なに、この人。。。こわい。。。』 

 

いやー。

最初の発表者の方、本当に御愁傷様です。

 

けど、この最初に炎上させておくというのは、この発表会を緊張感あるものにするためというのもあるように思えますね。

そうじゃないなら、あそこまでつっかからなくてもよくね!?って感じですもん。

そういう意味だよな!?

ただ気に入らないだけとかじゃないよな!?

僕は信じてるぞ!?

 

・・・絶対一発目になりたくないな。

 

自分の学生の発表の前に場を温める

これは僕の研究室の教授がやっている(らしい)ことです。

 

自分の学生の発表の前にくる発表にツッコミを入れまくる。

→場が温まってきたところで、発表が終わる

→前の発表はなかなか微妙だったなぁと会場が思っている

→自分の学生の発表がはじまる

→あれ?前に比べてなんかいい発表じゃん?と会場も他の教授も思う

教授『作戦通り(ニヤリ)』

 

こんな感じです(笑)

まさかこんなこと考えていたとは。。。

これもしかして他の教授もやってるのか!?と思いましたがやってませんでしたね。

 

ここで僕の教授がなかなか気をつけているのは、自分より権力を持った教授の学生にはやんわりとツッコミを入れているというところ。

気をつけないと、後で自分の学生に返ってきますからね。。。

 

火消しのタイミングって大事だよね

自分の学生が攻撃を受けている。

そんな時、教授は守りたいという気持ちが出てきます。

自分が育ててきた学生ですから、当然です。

けれど、ここは卒論発表会の場。

学生の能力が試されている場です。

ジッと我慢しなくてはいけない。

しかし、ある教授が動きを見せました。

 

『・・・ダメだ!我慢できねぇ!?』

 

心の声が丸聞こえでした。

 

しかし、そのタイミングは絶妙だった。

あと一歩遅かったら、大変な惨事になっていたでしょう。

燃え盛る炎が、学生のすぐ後ろまで迫っていた。

そんなところに現れた消防隊員、教授。

 

教授『待たせたな!今助けるぞおおおお!!たけしいいいいい!!』

 

たけし誰だ。。。

学生の窮地をギリギリのところで救っていったのでした。

 

このギリギリのところというのが重要。

ツッコんでいる教授も

 

「あ、ここからは触れてはいけないところか。」

 

と理解できますから。

 

足ドン

皆さんもご存じでしょう。

卒論発表会名物。

もう知らない人なんてなかなかいませんよ。

一度はやられてみたい。

こんな風に思う方もいるかもしれませんね。

 

そんな夢とか希望とか愛とか、もうなんか色々ごちゃごちゃと詰め込んだ最高のシチュエーション!

そう!

それこそが!

 

足ドン

 

・・・え。

壁ドンじゃなくて?

足・・・ドン・・・?

 

説明しよう!

足ドンとは、発表している学生の言っている意味が理解できなかった偉い教授が、とりあえず意味わかんないから怒りたいけど

 

「どう怒ろう?」

 

となやんだ挙句に両足を限界まで上げたのちに振り下ろし

 

足ドーン!!

 

終わり。

 

 

と思いきや

 

足ドーン!!!足ドーン!!!

 

以上です。

 

これが足ドン。

こんなの駆け引きでもなんでもないじゃん。。。

機嫌悪かっただけじゃん。。。

 

と思っていた時代が僕にもありました。

あれは先生からの激励。

お前ならもっとできるから、もっとしっかりやれ。

そう伝えたかったんです。

 

指導教員に。

 

本当にツッコんでもいいのか・・・?

どこにでも、ものすごく優秀な学生っていますよね。

優秀すぎて教授たちの理解を超える。

そんな学生。

 

その発表の主軸となるアルゴリズムが難しすぎて全く理解できない。

会場はもちろん教授達も理解できない。

 

教授達『こ、これツッコんで俺が間違ってたらどうしよ』

 

教授すら悩む。

「間違っている」といって卒業を取り消したら、実は正しかったよなんて許されない。

 

さらに学生の自信に満ちた態度。

 

学生『正直日本では俺がトップだから。あんた達には理解できないかもしれないが正しいんだよ』

 

こ、こんな声が聞こえる(気がする)。

 

教授達はお互いに目で語り合っています。

 

教授A「お、おい、お前ツッコんでみろよ」

教授B「い、いやだよ。お前頼むよ」

教授C「む、むりだろ、こんなの」

 

結局、教授達も突っ込んだことが言えないのでありました。

 

まとめ

なんかすごいわ、卒論発表会。。。

なんか怖いわ、卒論発表会。。。